宮司愛海が彗星ジャパンの躍進に注目。「レミたん」土井主将が語った「勝ちビビり」とは? (4ページ目)

  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

ハンドボール世界選手権が無事閉幕したその先に

 そして今大会は、「バブル」と呼ばれる隔離方式を取り入れ、選手たちは期間中2日に1度のPCR検査が義務付けられるなか試合が行なわれました。土井選手は、度重なる鼻の粘膜からのPCR検査に「鼻の穴が2つじゃ足りなかった」と笑いながら話してみせましたが、試合以外はほぼ隔離という生活も相まって選手の皆さんへのストレスは大きなものだったと思います。それでも、東京オリンピック開催もしくは成功へのヒントを伺ってみると、こんな答えが返ってきました。

「これだけの規模の大会をコロナ禍でやれるということはすごく価値があることで、これを成功させることでハンドボールに限らずいろんな競技のみなさんにもちょっとした希望を与えられると思う」

 驚くことに、今回の1次リーグ突破が24年ぶりの快挙であるということを、選手誰一人として知らなかったという彗星ジャパン。リオオリンピックでは日本が男女ともに出場できなかった競技であるハンドボール。その男子日本代表が、東京の舞台で"彗星のごとく"また大きな躍進を見せてくれる日を楽しみにしたいです。


PROFILE
宮司愛海(みやじ・まなみ)

91年7月29日生まれ。2015年フジテレビ入社。
福岡県出身。血液型:0型。
スポーツニュース番組『S-PARK』のメーンキャスター。
スタジオ内での番組進行だけでなく、現場に出てさまざまな競技にふれ、
多くのアスリートに話を聞くなど取材者としても積極的に活動。

■フジテレビ系 スポーツニュース番組『S-PARK』
毎週土曜日 24時35分~25時15分
  日曜日 23時15分~24時30分

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