2021.03.21

宮司愛海アナが今季プロ野球のみどころを紹介。最も気になるルーキーは?

  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

宮司愛海連載:『Manami Memo』第22回

フジテレビの人気スポーツ・ニュース番組『S-PARK』とweb Sportivaのコラボ企画として始まった宮司愛海アナの連載『Manami Memo』。第22回は、宮司さんも開幕を心待ちにしているプロ野球について。

 ついに、26日にプロ野球が開幕します。

 新型コロナウイルスの影響で開幕が6月となった昨シーズン。無観客試合が続き、プロ野球ファンの皆さんもやきもきする日々を過ごされたのではないかと思いますが、今年はオープン戦から、人数制限を行ないながらも、観客を入れて試合がスタートしています。

 先日『S-PARK』では、キャンプ振り返り企画を行ないました。今回は、番組で"賢者"として出演してくださっている解説陣の谷繫元信さん、野村弘樹さん、真中満さんが話してくださった内容も織り交ぜながら、今シーズンのみどころについて考えていきたいと思います。

【コーチ陣にも注目が集まった今季のキャンプ】

 まずは今季のキャンプ振り返りから。数少ない選手たちとの交流の場であるキャンプが無観客での開催となり、肩を落としていたであろうファンの皆さんにとって、明るい話題のひとつと言えば「豪華なコーチ陣」。

 ソフトバンクのヘッドコーチに就任した小久保裕紀さんをはじめ、巨人の桑田真澄さんは投手チーフコーチ補佐に就任。臨時コーチには、ヤクルトに古田敦也さん、ロッテに松中信彦さん、阪神に川相昌弘さん、そして中日に立浪和義さんと、そうそうたる顔ぶれが揃いました。

 臨時コーチの考え方についてはもちろん様々ですが、"捕手の賢者"谷繁さんが指摘していたのは何が自分に必要か見定め考える力がないと、逆効果になりうるという点。選手自身がコーチからの指導・情報を取捨選択することの重要性が印象に残りました。

 各チーム、強化したい戦力にあった人選をするなかで、その指導に最も驚いたのは、現役時代に「練習の鬼」として知られていたソフトバンクの小久保ヘッドコーチです。打撃練習を効率的に行なえるよう、ティー打撃やフリー打撃の順番を効率よく回すサーキット制を取り入れ、キャンプ中1日1000スイングというノルマを野手に課しました。これには解説陣からも驚きの声が上がり、日本シリーズ4連覇を達成したにも関わらず、現状に満足することなく新しい風を取り込み続けるソフトバンクの強さの理由を垣間見ることができました。

 また、ソフトバンクでは1軍と2軍のキャンプ地がほぼ隣に位置しています。選手たちは常に刺激を受け、与え合うという切磋琢磨の空気の中で練習ができているのも、強さの理由なのかもしれません。

 5年連続日本一を狙う今シーズンのソフトバンク。常勝軍団に「練習の鬼」の指導が加わって、いったいどこまで強くなってしまうのでしょうか......。