2021.04.25

宮司愛海アナが迫った池江璃花子の原点。恩師から聞いた意外なエピソード

  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi


宮司愛海連載:『Manami Memo』第23回 

フジテレビの人気スポーツ・ニュース番組『S-PARK』とweb Sportivaのコラボ企画として始まった宮司愛海アナの『Manami Memo』。第23回は、宮司アナが取材した池江璃花子選手の原点について。

 今月上旬。競泳の日本選手権で、池江璃花子選手が日本中を驚かせました。闘病を乗り越え、東京オリンピックを断念して2024年のパリを目指すと公言していた池江選手が、東京オリンピックの代表権を獲得。試合後、彼女の涙と言葉に、胸を打たれた方も多くいたことでしょう。

 メドレーリレーの代表に決まった100mバタフライ決勝後のインタビュー、「辛くても、努力は必ず報われる」。この言葉に、現場で見ていた私自身も胸がいっぱいになり、しばらく動くことができませんでした。

 連載第23回は、そんな池江璃花子選手の原点に、恩師のお話から迫っていきたいと思います。

池江璃花子選手が通っていたスイミングスクール(写真提供:フジテレビ)池江璃花子選手が通っていたスイミングスクール(写真提供:フジテレビ)

練習事の裏話「叱ると『ぷっ』とするんです」

 池江選手の快挙に興奮冷めやらぬなか、やってきたのは池江選手が小学生時代に通っていたスイミングスクール「東京ドルフィンクラブ」です。小岩駅からしばらく歩き、商店街を抜けると見えてきたのは、ピンクに水色と、明るい色で塗られた建物。一見すると、この中に本当にプールがあるようには見えないほどこぢんまりとした雰囲気。

 ここからあの日本を代表するスイマー・池江璃花子選手が羽ばたいていったのかと胸がジンとしつつ、"近所のスイミングスクール"といった趣に、なんだかすこし懐かしい気分にすらなりました。