シューズを新調して、よりよい走りを! (2ページ目)
中島コーチは、2足目のシューズについて次のように語る。
「まず前提としては1足目と同じで、何を目的とするのか、シューズ売り場のスタッフにしっかりと相談してどんなモデルがいいのか選んでください。例えば、もっと速く走りたい、またはゆっくりと楽しんで長い距離を走りたい、といったことを伝えればピッタリのシューズを選んでくれるはずです。
いろいろなランナーの方の話を聞いていると、ありがちなのが自分の目標や目的に関係なくデザインでシューズを選んでしまうことです。確かにデザインという要素は、走るモチベーションを高めてくれるのですが、そこは色んなデザインがあるので、うまく折り合いをつけてください。
また、必要以上に軽量のモデルを選んでしまう人も少なくありません。軽いということは、ソールが薄くクッション性や足を安定させるサポート機能がそれほどない上級者モデルになります。どうも初心者であることをプレッシャーに感じてしまい、一気に上級者モデルを買ってしまう人がいるようです。この選択は故障に繋がってしまうので、気をつけてください。2足目であれば、まだまだ初心者の域を出ないのでクッション性の高い、安定感のあるモデルにしましょう」
では、シューズ売り場にいる専門家からも話を聞いてみよう。ニューバランス原宿の齊藤剛毅さんは、「店を訪れて気になることがあれば、スタッフに何でも聞いてください」という。それが最善のシューズを選ぶ秘訣ということだ。ところで、1足目を買ったときは店舗で足のサイズを測ってもらったが、2足目もサイジングは必要なのだろうか。
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