トライアスロンに挑戦の傳谷英里香さん、トレーニングの最適な心拍数を知る
『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第15回●心拍数を使ったトレーニング【バイク編】(第14回はこちら>>)
傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、来年5月に開催されるホノルルトライアスロン完走を目指してトレーニングを実施中! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第15回は、心拍計測をしながら自転車のトレーニングをする際のポイントを学びます。
シューズ:ウエーブライダー22(ミズノ) 自転車:TARMAC DISC EXPERT/トップス:SL PRO JERSEY SS WMN/バイクウェア パンツ:SL R BIB SHORT WMN/グローブ:BODY GEOMETRY GRAIL GLOVE(以上、Specialized 自転車:SBC提供)サングラス:SOU2C-0812 W SOU-II-Cミラーレンズモデル コンパクト(SWANS) ヘルメット:アルフェレディース(Kabuto)●ギアを重くしながらペダルを回し、心拍数を確認して最適の強度を知る
中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、心拍数を使ったトレーニングについて説明します。
傳谷英里香(以下:傳谷)よろしくお願いします!
中島コーチ スポーツに取り組んでいる方たちは、仕事をしながら空いた時間を見つけてトレーニングをしています。貴重な時間を使って効率よくトレーニングするために、自分に適した運動強度を知ることが重要です。心拍数を使うとその目安がわかるので、傳谷さんに適した心拍数はどのくらいなのか試してみましょう。
傳谷 心拍数を計測する際にはどんな器具を使うんですか?
中島コーチ 今はスマートフォンのアプリなどでも計測できますが、今回のレッスンでは腕時計タイプのものを使用します。数値を見やすいようにハンドルの真ん中に取りつけたので、実際にチェックしていきましょう。慣れるまでは転倒の危険がないようローラー台を使い、ペダルを回していきます。ちなみに、現在の心拍はどうですか?
傳谷 今は75くらいですね。
中島コーチ ペダルを回していくと徐々に上がっていくんですが、3分ごとにギアを重くしていって、呼吸や心拍数を確認しながら最適の強度を探っていきます。では、いいフォームを意識することを忘れずに、ペダルを漕ぎ始めてください。
傳谷(3分ペダルを漕いで)最初はペダルがすごく軽いですね。
中島コーチ 心拍数は少し上がって115くらいになりましたね。まだ呼吸に余裕がありますから、ギアをひとつ重くして、また3分漕いでいきましょう。
傳谷 わかりました!(再度3分ペダルを漕ぐ)
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