日本競輪選手養成所で選手候補生募集 若手選手たちは「こんなに稼げる職業はなかなかない」「努力次第で活躍できる」と笑顔 (3ページ目)
静岡県の伊豆にある日本競輪選手養成所。333mバンク、400mバンク、屋内型木製250mバンク、ウエイトトレーニングルームなど充実した施設がそろう photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る――教官の方々からのアドバイスで心に残っている言葉はありますか。
丸山 第1回記録会でゴールデンキャップ(最上級の成績)を獲得しましたが、第2回は取れなくて結構落ち込みました。その時に教官から「練習での努力はちゃんとわかっているから」というような言葉で励まされたことはよく覚えていて、それでまた頑張ろうと思えるようになりました。
北岡 私は負けず嫌いで勝ちにこだわりすぎていたので、「いろんなレースを覚えたほうがいい」というのは言われていました。そんななかで「レースセンスはある」と言われたので、そこは自分の持ち味にしようと思って、それが今でも生かされているかなと思っています。
――仲間との思い出で記憶に残っているものはありますか。
丸山 冬の時期でみぞれが降る寒さのなかだったんですが、土日の自主練で、仲間と1000mを全力で走ったりして、めちゃくちゃな練習をしたのはいい思い出ですね。仲間と一緒に練習したりするのは、すごく楽しかったです。
北岡 お菓子を食べることが好きだったので、休み時間にみんなでポテトチップスとかを広げて食べることが楽しかったですね。あとはみんなと朝練に行くのも楽しみでした。
――約10カ月間の養成所生活で、成長できた部分はどんなところですか。
丸山 自分なりの乗り方を習得できたことかなと思います。それまではそれほど深く考えることなくやっていましたが、練習メニューなども自分で考えることで競輪というものを深く考えられるようになったかなと感じています。
北岡 自転車競技の経験のある人もない人もいるなかで、動き方もさまざまでしたので、レースを見る力に関しては身につけることができました。それからそれまで集団生活をしたことがほとんどなかったんですが、スマホを使えないとか、いろんな制約のあるなかで生活したことで、メンタル的にも強くなったと思います。また上下関係も学ぶことができました。
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