検索

「スポーツの支援は我々の使命」とJAL 協賛活動、JALアスリート社員の採用、JALアスリートアカデミーに託す思い (3ページ目)

  • text by Sportiva

世界で活躍するトップアスリートが実際に指導を行なう 写真提供:JAL世界で活躍するトップアスリートが実際に指導を行なう 写真提供:JAL

JALアスリート社員が指導

 JALアスリート社員の活動はそれだけではない。JALは2022年に『JALアスリートアカデミー』を立ち上げ、その活動に参加している。

「2021年に東京オリンピック・パラリンピックが終わり、JALアスリート社員の存在が社内にも認知されてきました。そんななかで彼らが持っている価値をしっかりと社会に還元し、また違うステージで活躍してもらおうと検討しました。そこでJALアスリート社員と相談し、会社としてスポーツ教室を推進していけないかと考えました」(谷氏)

 参加者は小中高、大学・一般と多岐にわたる。内容はJALアスリート社員の専門種目である、陸上競技、パラ陸上、フェンシング、スキーをテーマに、運動の基本となる「走る・跳ぶ・投げる」のトレーニングとともに、各競技の魅力を伝えている。

 開催地は「地域とのつながりを重視している」という。

「我々は国内外に支店があって、基本的にはその地区で実施することにしています。また各支店、JALグループ会社と連携して事業ができることも大きなメリットだと考えています」(谷氏)

 第1回目はグループ企業の日本エアコミューターと連携して鹿児島県の奄美大島で開催。それ以降、毎年複数回実施し、昨年は北海道や山口県、沖縄県のほか、JAL就航70周年を記念してタイでも開催するなど、計8回にのぼった。

 指導にあたったJALアスリート社員はもちろん、子どもたちの反応もいい。開催に関わるJAL人財戦略部の山本ひかり氏は現場の様子をこう語る。

「子どもたちにとって、世界のトップクラスで活躍する選手たちに会える機会は少ないと思いますので、みんな目をキラキラさせていますし、アカデミーの内容も『とてもよかった、楽しかった』と声をいただいています。JALアスリート社員たちもみんな『やってよかった』と言っていますし、彼らにとっても今後のモチベーションにもなっていると感じています」(山本氏)

 今年も全国で8回の開催が決まっている。

 世界で活躍する選手たちが子どもたちと触れ合うこの貴重な機会の創出は、大きな反響を呼び、その輪はさらに広がりつつある。

「JALアスリートアカデミー以外にも、今年度から北海道や愛媛県などの連携協定締結地域をはじめとしたJALと深い関わりのある地域の自治体と共催する『JALスポーツキャラバン』を新設しました。ようやく基盤ができあがりましたので、今年からJALアスリートアカデミーとは区別して実施していき、トップカテゴリーで活躍するアスリートを夢見る子どもたちとの触れ合いのみならず、スポーツを通じた交流の裾野をさらに広げ、地域活性化も推進していけたら、我々としてもうれしいなと思っています」(山本氏)

3 / 4

  • Googleで優先するソースとして追加

Googleの「優先ソース」について

    キーワード

    このページのトップに戻る