「スポーツの支援は我々の使命」とJAL 協賛活動、JALアスリート社員の採用、JALアスリートアカデミーに託す思い (2ページ目)
現在14名となるJALアスリート社員 写真提供:JAL
社員としてアスリートを採用
JALはスポーツの協賛活動とは別に、とてもユニークな取り組みを継続している。それが『JALアスリート社員』だ。そのきっかけをJAL人財戦略部の谷美和氏は振り返る。
「2013年に東京オリンピック・パラリンピックの開催が決まって、2016年に弊社がスポンサーになることが決まりました。そのなかで大会をサポートするとともにアスリートを応援しようという機運が高まって、2018年にふたりのアスリートを社員として迎えたのが始まりです」(谷氏)
2018年4月に陸上競技・短距離走の土井杏南と、三段跳の山本凌雅が入社。以降、やり投げの北口榛花、110mハードルの村竹ラシッドをはじめ、毎年のようにアスリートが入社し、今年4月には3名が新たに入社した。現在は、陸上競技だけではなく、フェンシング、パラ陸上、スキー・ノルディック複合のアスリートら計14名がJALアスリート社員として活動している。
2020年4月に入社した北口は、その数年後の2024年のパリオリンピックで金メダルを獲得。フェンシング・エペの加納虹輝も同大会で金メダルに輝くなど、目覚ましい活躍を見せる選手も出てきている。
そんなJALアスリート社員の頑張りを社員たちも応援しており、各種大会に足を運んでいる。
「彼らが活躍することで、社員にもたらすエンゲージメントはすごく大きいと感じています。会場に応援に行くと、『楽しい』『勇気をもらえた』という声があがり、本当にプラスに働いているなと実感しています」(谷氏)
今年5月に開催されたセイコーゴールデングランプリ陸上では、「社内で応援する人を募ったところ、200人以上の社員から応募があった」というほどの人気ぶり。赤いTシャツを着た社員応援団が国立競技場に足を運び、JALアスリート社員を後押しした。
身近な存在であるJALアスリート社員がその他社員のモチベーションとなることで、社内に一体感が生まれるという相乗効果をもたらしているようだ。
赤いTシャツを着た社員の応援団が、北口選手らJALアスリート社員に声援を送った photo by Nikkan Sports・Takahashi Manabu
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