平野歩夢が「ユニクロは群を抜いている存在」と絶賛 ギリギリまで悩んで完成させた新色ウェアを初披露 (3ページ目)
フードのツバの長さもこだわりのひとつ そして普段から「フードをかぶったときの形がよくないとその服を着ないことがある」というほど、フードについても平野は妥協をしない。ゲームウェアでも、ツバの長さや角度について何度も試作を繰り返して改良。背面にアジャスターを搭載してフィット感も向上させた。フードをしたときに「帽子などをかぶっても十分にスペースが保たれているので、ファッションのひとつとしても取り入れられる」と話すなど、充実の出来となっている。
イヤホンを通す穴を内側につける工夫も 平野にとって競技をするうえで欠かせないのが音楽。「滑るときには恐怖心もあったりして、テンションを高めなくてはいけないことも多く、そのためにも音楽はすごく必要なもの」と語るように、ライディング前から常にイヤホンをつけて音楽を聴いている。ただイヤホンは、時にケーブルが邪魔になるもの。そこで内ポケットにゲーブルを通せる穴をつけ、そこから出すことによって、ストレスのない状態を作りだしている。
胸元のジッパープーラーは収納できる そのほか、システムファスナーや持ちやすい形状のジッパープーラー、ベンチレーション(風通し)など、平野の細かなこだわりも髄所に搭載。新たなカラーリングも含め、観客を魅了し、ハイパフォーマンスを維持するゲームウェアに仕上がっていることに、平野は満足感を抱いている。
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