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古田敦也、上原浩治が野球アニメ『忘却バッテリー』に夢中 「スタリッシュでカッコいい」「ギャグにハマってます」

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『忘却バッテリー』の魅力を語ってくれた上原浩治氏(左)と古田敦也氏 photo by Hirose Hisaya『忘却バッテリー』の魅力を語ってくれた上原浩治氏(左)と古田敦也氏 photo by Hirose Hisaya 今春から始まったTVアニメ『忘却バッテリー』(毎週火曜日深夜24時テレ東系列にて放送)。個性的なキャラクターと軽快なトーク、リアリティのある映像で今話題の作品となっている。そんな作品に魅了されているのが、剛腕ピッチャーとして名を馳せ、MLBのワールドシリーズ優勝に貢献した上原浩治さんと、智将キャッチャーとして多くの野球ファンの尊敬を集める古田敦也さん。『忘却バッテリー』には奇しくも、剛腕ピッチャーと智将キャッチャーが主要キャラクターとして登場している。ふたりの目には、この野球アニメがどう映っているのだろうか。『忘却バッテリー』の見どころを余すこところなく語ってもらった。

野球アニメに大きな影響を受けた

上原 この4月に放送開始した野球アニメ『忘却バッテリー』が今、すごく話題になっているそうです。

古田 野球のアニメをやってくれるのは、僕としてはうれしいですね。

上原 メジャーリーグに行く選手が多くなってきているから、野球人気も上がっているのかもしれません。

古田 僕らも少年時代、野球アニメを見て、本当に心を震わせていました。

上原 野球マンガにはやっぱり影響を受けましたか。

古田 影響を受けたね。僕は水島新司先生、『ドカベン』です。僕はキャッチャーをやっていたから、打てるキャッチャー、山田太郎に憧れました。この『忘却バッテリー』にも山田太郎が出てくるんですよね。原作の方がリスペクトしているからでしょう。僕らのころは技術的なこともアニメから学んでマネをしてたよね。山田太郎が電車に乗って、車窓を流れていく駅名を読むことで動体視力を養うというシーンがあって、本当に電車のなかでずっと練習したよね。

上原 僕は電車のなかで手すりを持たないようにしていました。

古田 読んでますね。やっぱり影響を受けるんですよね。

上原 あとは『あぶさん』。自分の名前を出してくれたのがすごくうれしかったです。「上原浩治」というピッチャーで、僕は実際に160キロを出したことはないんですが、漫画のなかでは160キロを出すキャラクターにしてくれました。

古田 俺は『ドカベン』のプロ野球編。オールスターで山田太郎が西武に入っていたんだけど、僕はセ・リーグ代表でヤクルト。そこで配球を読み合うというシーン。読んでいてワクワクしたよね。

上原 僕はそのオールスターで、岩鬼正美と対戦していると思います。

古田 やっぱり我々のようなバリバリのプロ野球選手でさえ、すごい影響をうけますから、この『忘却バッテリー』は、大きな影響を与える作品になるんじゃないでしょうか。

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