記者が明かす野球の新しい観戦方法。「相手をだます表情もわかる」 (3ページ目)

  • text by Sportiva
  • 市川光治(光スタジオ)●撮影



――双眼鏡を使うことで、どういうメリットがありますか。双眼鏡を使ったからこそ分かったこと、役に立ったことがあれば教えてください。

「ピッチャーがプレートを踏む位置をさりげなく変えたときとか、バッターが立ち位置をズラしたときとか、選手の意図が行動に表れることがあります。そうしたとき、選手の心の内を双眼鏡が映してくれます。それが双眼鏡を使うメリットですね」

――今回は、ニコン双眼鏡を2つ使い比べていただきました。一つは『PROSTAFF 7S(プロスタッフ7S)』、もう一つが『MONARCH HG(モナークHG)』です。実際使ってみて、どんな印象を持ちましたか。

「どちらも広く見えて、明るい印象を持ちました。PROSTAFF 7Sのほうは、ラバーコーティングなので、持ちやすくて、すぐに使いたいときに便利ですね。眼鏡をかけたままでも問題なく使えましたので、取材のときには適していました。

 MONARCH HGのほうはより高級感のあるデザインで品格を感じますね。選手がとても明るくシャープに見えるなという印象を持ちました。どちらもこれまで使っていたもの以上によく見えましたので、一度これらで観戦したら、次から物足りなく感じるでしょうね」

――双眼鏡の活用法で、こんなところを見たら面白そうという新しい活用法はありますか。

「新しい活用法ではないかもしれませんが、東京ディズニーリゾートでアトラクションに乗ったとき、双眼鏡で細かい仕掛け(隠れミッキーではなくカリブの海賊の財宝の中身とか)をあれこれ探したら楽しそうですね。あるいは動物園でキリンや象のどアップを双眼鏡で見たら、気持ちがわかりあえそう(笑)。一度使ってみたいですね」

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