森香澄がうますぎると感じたDリーグのダンサー7人 遠くからでも「目を引くスター性がある」 (2ページ目)
――MCをやってみて、Dリーグの新しい発見はありましたか。
会場の盛り上がりは想像以上で、熱気がすごい。私はしゃべりながらダンスを見ていますが、ヘッドフォンをしないと配信のほうで解説を担当している方やゲストの方の声が全然聞こえません。そのぐらい盛り上がっていて、本当にびっくりしました。
それから、私は高校の時に部活でダンスをやって、大学でも趣味でやっていたので、ダンスジャンルは知っているほうだと思っていましたが、プロのみなさんはさらに幅広いジャンルを踊っていて、そのなかには初めて知るジャンルもありました。それは新しい発見でした。
それにDリーグのチームは、それぞれ得意なジャンルを持っていますが、そのジャンルに縛られないで、1つの作品にさまざまなジャンルのダンスを盛り込んでくることに、毎回すごいなと思っています。ラウンドごとにまったく違う顔を見せてくれますし、テーマやメッセージ性がしっかりあって、毎回感じるものがありますね。
【MCできっかけを作りたい】
――ここまで6ラウンドが終了しました。印象に残っているパフォーマンスはありますか。
ラウンド3のベネフィット・ワン モノリスの「BLACK SHADOW-SHINOBI」は感動しました。あとはカドカワ ドリームズがスウィープ勝ち(6―0での勝利)したラウンド2の「UNCHAIN MY HEART」もすごかったです。前回王者は格が違うなと圧倒させられました。対戦としては、ラウンド4のベネフィット・ワン モノリス対メディカル・コンシェルジュ アイムーンがとてもおもしろかったです。結果は3-3のドローでしたが、どちらも女性が多いチームにも関わらず、まったく違うパフォーマンスを見せてくれてすごいと思いました。
ベネフィット・ワン モノリスの「BLACK SHADOW-SHINOBI」。海外からもダンサーが参戦した ©D.LEAGUE 23-24この記事に関連する写真を見る――Dリーグは対戦形式なので、1戦ごとに勝敗がつきます。森さんも自分なりのジャッジをしているんですか。
正直、いつもどちらが勝ってもおかしくないなと思いますね。対戦相手との相性もありますし、先攻後攻の順番も関係していると思いますけど、負けたチームを見ても、負ける要素はなかったなと思うことが多いです。
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