フジテレビ・堤礼実アナが語る深夜番組のリアル「今まで意識してこなかった時間が、実はすごく幸せな時間だったんだな」 (3ページ目)

  • 浅田真樹●取材・構成 text by Asada Masaki

――『みんなのKEIBA』の共演者のみなさんとはその後、連絡を取ったりしていますか。

「たまたま別のお仕事で数回ご一緒したDAIGOさん以外はお会いできていないのですが、みなさんと連絡はとらせていただいています。DAIGOさんとは今度、みんなでご飯に行こうという話をしていますし、細江(純子)さんとは夜な夜な長電話したことも(笑)。井崎(脩五郎)先生とは直接お話はできていませんが、佐野さんやスタッフ経由でお元気そうにしているということはうかがっています。

 番組を卒業して半年以上経ちましたが、みなさんとの関係性が変わることなく、すごく可愛がっていただいているので、本当にありがたいです」

photo by Sueishi Naoyoshiphoto by Sueishi Naoyoshiこの記事に関連する写真を見る――最近の競馬界では、堤アナが担当されていた当時の人気馬、ソダシ、デアリングタクトが相次いで引退となっています。

「コントレイルやリフレイムの時もそうでしたけど、実際に活躍を見てきた馬たちが引退すると聞くと、ひとつの時代が終わっていくのを感じます。これから新たな道を歩み始めるとはいえ、少し寂しい気持ちになりますね。もちろん、一競馬ファンとしては、彼ら、彼女らのその後も見ていきたいなと思っていますが、種牡馬や繁殖牝馬としての活躍を競馬番組のMCとして追いかけることはできませんから」

――堤アナにとっての思い入れの強い馬といえば、コントレイルでしたが、先頃のセレクトセールでは、コントレイルの初年度産駒が数多く高値で取引されました。

「自分のなかで思い入れのある馬が何頭かいるので、そういう馬たちの子どもは特に気になります。コントレイルの競走馬としてのキャリアをずっと見てきたものとしては、種牡馬としての活躍も最後まで見届けたいですし、その遺伝子を継ぐ子どもたちの活躍にもすごく期待しています」

――ところで、堤アナ初のフォトブック『Treasure』の発売からちょうど1年になります(2022年10月26日発売)。その後の反響はいかがですか。

「ここ最近の話で言うと、以前なかなか会えていなかった中高時代の同級生が『買ったよ』という連絡をくれて、先日電話で話す機会があったのですが、『いつになったらサインくれるの?』と(笑)。そうやって久しぶりの友だちとつながれたのはうれしかったですね。

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