乃木坂46佐藤楓、東京五輪の注目は男子1万m。日本人対決に期待! (3ページ目)

  • 酒井政人●取材・文 text by Sakai Masato
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

ーー部活動の経験が今の仕事に活かされていると思うことはありますか?

佐藤 バトミントンで培った「諦めない気持ち」は今でも変わってないのかなと思います。とにかくコートに入ったら、シャトルをあきらめずに追い続けました。私たちの学年は部員数が多くて、レギュラーの座は狭き門だったんです。「絶対にレギュラーを取るぞ」という思いで取り組んできました。今も同じような気持ちです。

ーー今夏は東京五輪が開催予定です。どんな競技を見たいですか?

佐藤 やっぱり男子1万mですね。日本代表に内定している相澤晃選手(旭化成)と伊藤達彦選手(ホンダ)は私と同じ歳で、ふたりは箱根駅伝2区でも名勝負を演じています。これまでオリンピックは年上の大人たちが戦っているイメージがありましたが、まさか同じ歳の選手が出る時代が来るなんて(笑)。大学時代から競い合っているふたりの対決が東京五輪で実現するのはすごくうれしいですし、楽しみです。

ーーユニバーシアードのハーフマラソン、箱根駅伝2区、日本選手権1万mと大きな舞台では、相澤選手が伊藤選手に連勝しています。伊藤選手は「今度こそ相澤選手に勝ちたい」と話していました。東京五輪では、どちらが勝つと思いますか?

佐藤
 え、どっちだろう。伊藤選手かな。ガッツがある選手で、きつくなってからが強い。根性で走っている気がするので、ライバルと一緒ならド根性が出るんじゃないかなと思います。

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