壇蜜がサウナブームで感じたこと。「男性を中心に広がっていった文化だな」

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi

@壇蜜さんインタビュー 前編

ジムで汗をかき、シャワーで身体を洗い、サウナに入り、リラックスする。スポーツとサウナはある意味、関係が深い。そのサウナが今、ブームとなっている。さまざまなメディアで取り上げられ、新型コロナウイルス対策を講じながらも、趣向を凝らしたイベントが行なわれている。そこで今回、著名人のなかでも女性サウナーとして広く知られている壇蜜さんに、まずはブームについて思うところを語ってもらった。

サウナブームについて語った壇蜜さんサウナブームについて語った壇蜜さん

―― サウナがブームになっています。ブーム自体は新型コロナウイルス禍以前から始まっていたと思いますが、壇蜜さんはどう思っていましたか。

壇蜜 自分がサウナを好きになったころとサウナブームが始まったころが若干かぶっていると思っているのですが、ここ最近は本当にビックリするぐらいいろんな人がサウナに興味を持っていて、お仕事につながっているというのはありがたいことだと思います。

 ただ、サウナにもいろんな種類があったり、マイナールールがあったり、マナーとかエチケットがあったりするので、そこをもう少しカジュアルに学ぶ場所というか、そういう発信をするような動きがあったらいいなというのは少し感じています。

―― 壇蜜さんから見て、マナー違反と思ってしまうような人がいるのですか。

壇蜜 違反ではないんですけれども、施設ごとに決められていることがあるのです。それに対応できるような使い方をしてほしいなとは思います。例えば、ここはマスクをしないと入れないけど、比較的人数制限はゆるいほうだとか。ここはマスクをしなくてもいいけど、人数制限は厳しいから入れるようになるまで待っていなきゃいけないとか。施設によっていろんな感染症対策や対応の仕方があるので、それはひとつだけじゃないんだよというのは知ってほしいなとは思います。

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