32歳・松田丈志「リオ五輪では、
うるさいオッサンの役目をやる」 (5ページ目)
そしてもうひとつ、自分がキャプテンでなくてよかったと思う理由は、若い女子選手たちと何かを話すとなっても話題が思いつかない、というのもあるんです。たとえば、渡部香生子なら、『ロンドンのときは初めてで、何もわからずに悔しい思いをした。だから今回はそのリベンジをしたい』と言っていたので、そういう真剣さや覚悟があれば、僕もいろいろ話を聞いてみたいと思います。でも、若い女子選手からそういうものを感じることが少ないのも事実です。
若い子たちだけで固まってしまい、ジュニアっぽい感じになってしまうのは、チームとしてはよくないと思っています。仲がよいのはいいことだけど、慰め合うだけの関係になってしまったり、ジュニアだけで何かをしたいとなってはいけない。その点では僕は、"嫌われ親父"の役をやらなきゃいけないかもしれない。『あのおっさん、うるさいな』みたいな感じになってもいいと思います(笑)」
松田が出場するのは、競技4日目に予選・決勝が行なわれる4×200mフリーリレー。萩野はその種目でも金、最低でもメダルは獲りたいと意気込んでいる。その気持ちは、松田も同じだ。
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