2020.10.16

立教大の「三羽ガラス」となるか。
悲願の箱根駅伝出場に向け期待の1年生3人

  • 佐藤俊●文 text by Sato Shun
  • photo by Sato Shun

 箱根駅伝予選会がいよいよ始まる。今年も46もの大学が「10」の出場枠を目指して激突する。立教大は創立150周年記念事業である「立教箱根駅伝 2024」に向けて、本戦出場を目指し、その準備を着々と推し進めている。

昨年の予選会は23位だったが、今年は能力の高い1年生を獲得し、上野裕一郎監督も「どのくらいできるのか楽しみです」と声を弾ませる。そんな上野監督がとくに期待を寄せているのが、中山凜斗、関口絢太、内田賢利の1年生3人だ。立教大の「これから」を担う3人を直撃した。

昨年の箱根駅伝予選会は23位だった立教大。今年はどこまで順位を上げられるか中山凜斗

---- 立教大への進学を決めた理由を教えてください。

「一番は上野監督に最初に声をかけてもらったことです。それに一から箱根駅伝を目指すということにも興味がありました。監督に『個々の選手の力を伸ばすので、自分のやりたい競技をやってもいい』と言われたのも大きいです。練習メニューもそれぞれ調整するということで、そうした環境でできるならやりたいと決断しました」

---- 出身が九州学院なら他大学からの勧誘もあったと思いますが。

「高校2年の時には、ほぼ立教に決めていました。自分は強豪校で先輩が強いと硬くなってしまって......でも立教なら、先輩と一緒に切磋琢磨していると感じましたし、それが自分に合っている環境だと思ったので、迷いはなかったです」

---- 夏合宿では練習後に、監督からTT(タイムトライアル)で勝負しようと言われていましたね。

「たまに言われてやるんですが、全然勝てないですね(笑)。一緒に走ると、こっちを向いてニヤニヤしてくるんですよ。監督は日本の陸上界を引っ張ってこられた方なので、尊敬しています。でも、もう選手ではなく監督じゃないですか。そこで勝たないと箱根駅伝もないと思っていますし、よく記事にも『選手よりも速い監督』と出るので、近いうちに勝ちたいと思っています」