平成最後の箱根駅伝。どこが青学を止めるのか (4ページ目)
前回8区の3年・山口和也(左)と、同9区の4年・室伏穂高(右) photo by Osada Yohei/AFLO SPORT
日本体育大学
学生主体の運営で前回以上の成績を
70年連続70回目の出場となった前回は、過去5年間で最上位となる4位。チームは上昇機運を見せていたが、9月に駅伝監督が解任され、その後は4年生を中心に練習メニューを作るなど学生主体で取り組んでいる。
今季は出雲が9位で、全日本が12位。前回メンバー6人が抜けた穴は大きいが、前回9区6位の室伏穂高(4年)、1万m28分台の山口和也(3年)と中川翔太(3年)、全日本7区4位の廽谷賢(3年)、同6区3位の岩室天輝(2年)と好選手が揃っている。
2区は厳しい戦いが予想されるが、5区は例年以上の準備ができているという。チームが定めた目標は「総合3位」。前回のように5区で順位を押し上げられれば、おもしろい戦いができるだろう。
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