2018.12.24

平成最後の箱根駅伝。どこが青学を止めるのか

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato

箱根駅伝・全チーム戦力分析【シード校編】

 来年の1月2日、3日に行なわれる”平成最後の箱根駅伝”が間近に迫っている。今季は10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝ともに青山学院大学が優勝。箱根駅伝では5連覇を目指す絶対王者を止める大学は現れるのか。まずは、前回シード権を獲得した10校の戦力をチェックしていこう。

※紹介は前回大会の総合結果順

「絶対王者」の主将を務める4年の森田歩希 photo by Nishimura Naoki/AFLO SPORT青山学院大学

史上初となる2度目の「3冠」に視界良好

 箱根で4連覇を達成したチームは今季、出雲と全日本でも優勝。前回の箱根Vメンバーが7人残っていて、そこに出雲1区でトップを奪った橋詰大慧(4年)、全日本5区と同6区で区間賞を獲得している吉田祐也(3年)と吉田圭太(2年)、世田谷246ハーフマラソンで学生トップ(1時間3分13秒)の岩見秀哉(2年)らが加わり、充実の戦力を誇る。

 主要区間に前回経験者が控えているのは心強い。2区1位タイの森田歩希(4年)、5区5位の竹石尚人(3年)、6区1位の小野田勇次(4年)は同区間での起用が濃厚。さらに前回7区で区間新を叩き出した林奎介(4年)もいる。

 前回同様、往路を終えて前が見える位置にいれば、6区小野田でトップを奪うことができるだろう。原晋監督の調整力もずば抜けているため、1区で大きく出遅れない限り、史上初となる2度目の「3冠」が現実味を帯びてくる。