箱根駅伝・全チームの戦力分析
【予選会校編】シード権へのサバイバル (4ページ目)
監督の次男で主将を務める4年の上田健太 photo by YUTAKA/AFLO SPORT山梨学院大学
上田親子の "最終章"を上位で飾れるか
上田誠仁監督の次男で、主将を務める上田健太が4年生となり、今回の箱根が最後の"親子鷹"となる。
予選会は4位通過だったが、上位候補校に匹敵するだけの総合力を持つ。ハーフで今回出場する全選手中のトップタイムとなる、1時間0分50秒を持つドミニク・ニャイロ(3年)の爆発力は健在。全日本でも最長8区で3年連続の区間賞を獲得した。
2区ニャイロを軸に、ハーフで現役の日本人学生3位の記録を持つ上田健太、1万m28分30秒59の永戸聖(3年)が入る区間で、攻撃を仕掛けるつもりだ。他にも市谷龍太郎、河村知樹、古賀裕樹ら復路経験者の4年生が控えている。
6年連続で2けた順位と出遅れている1区で好スタートを切り、歓喜のゴールにつなげたい。
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