箱根駅伝・全チームの戦力分析
【予選会校編】シード権へのサバイバル (2ページ目)
予選会をチームトップ(9位)でゴールした4年の林日高 photo by AFLO SPORT大東文化大学
「山の大東」を見せつけて3年ぶりのシードを狙う
予選会では、林日高(4年)、原法利(4年)、川澄克弥(2年)が59分台で駆け抜け、堂々の2位で通過した。
11月25日の1万m記録挑戦競技会では、林、前田将太(4年)、新井康平(3年)が28分台の自己新をマークするなど、チームの状態は上向いている。
上記の選手たちのなかから1区~4区を選出し、好位置につけておきたいところだ。5区は奈良修監督の長男・凌介(2年)や、1970年代に同区間で4年連続区間賞の偉業を果たした、大東文化大OBの大久保初男を父に持つ大久保陸人(3年)らが候補。
奈良監督は5区に自信を持っており、狙い通りに「山の大東」の真価を発揮できれば、3年ぶりのシード権獲得が現実味を帯びてくる。
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