【続・東京マラソンへの道】中島彩「梅雨に負けない私のRUN術」 (2ページ目)
雨に負けないためにゴミ袋をかぶって雨のレースを走りました! ☆ ☆ ☆
(2)雨でもテンションが上がるリレーマラソン!
雨の降っている日は練習を避けられても、いざ大会となると、そうは言っていられません。梅雨の時期は高温多湿なので、本来、マラソン大会はオフシーズン。しかし最近は、マラソンブームとあって6月や7月にも大会が開かれています。
そんな中、私は6月15日と16日の2日間、東京・夢の島で行なわれた『24時間グリーンチャリティーリレーマラソン』に参加してきました。この大会はひとりで走るのではなく、みんなで交代しながら走ってタスキをつなぎ、リレー方式でゴールするというものなのです!
大会当日、天候はあいにくの雨。しかし、もちろん大会は開催されます。レースは15日の13時にスタート(ゴールは24時間後の16日13時)。1周1.3キロのコースを、みんなでタスキをつないで走り始めました。
今大会、1チーム12名ほどの計3チームが参加していました。走っていない人たちは、コース外周の内側に立てられたテントで休憩。ご飯を食べたり、寝たり、ストレッチしたりと、みなさん思い思いに過ごしていました。だいたい1〜3時間ぐらいで走る順番がやってきます。そしていよいよ、私の番----。私は「雨対策」として、このようなものを用意してきました。
☆ビニールのゴミ袋
コンビニで普通に売っているビニール製のゴミ袋です。底の部分と横に穴を空け、そこに頭と腕を通せば、あっという間に簡易レインコートの出来上がり! 寒い季節だと市販のレインコートを着るのですが、この時期だとちょっと暑くかんじます。ゴミ袋だと手足は雨で濡れますが、走っているとそれぐらいがちょうど良いかんじなのです。
☆帽子
日差しの強い日だけでなく、雨の日も帽子はけっこう重宝します。帽子のツバは、顔に降り掛かってくる雨をしっかりと遮(さえぎ)ってくれるからです。直接、目に雨が入ると、走っていてストレスですよね。
☆練習用シューズ
今回はタイムを競い合うというより、みんなで楽しみながら走るマラソンなので、練習で使用している古めのシューズを持ってきました。雨の日の大会を走ると、思っていた以上にシューズのダメージは大きいからです。ダメージが大きいと、次回からランニングに使えなくなるほどに......。お古のシューズなら気兼ねなく走れますよね。
今大会、私は合計18周走ったので、走行距離はざっと23.4キロです。雨の中での約23キロは、やはりキツいものがありました。雨を吸い込んだシューズは重いですし、身体も冷えます。もちろん、休憩所にお風呂があるわけではないので、汗拭きシートで対応。走る順番が深夜に回ってくると、眠気に耐えながら走りました。
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