2018.03.14

パラアイスホッケー「おやじ軍団」
は大苦戦。残り試合で意地を見せろ

  • 荒木美晴●取材・文 text by Araki Miharu
  • photo by Photo Service One/Uehara Yoshiharu

 平昌パラリンピックのパラアイスホッケーは13日、1次リーグの最終戦で日本がチェコに0-3で敗れた。すでに第1戦の韓国に1-4、第2戦のアメリカに0-10で屈していた日本は、グループB最下位の4位となった。今後は14日のプレーオフでグループA3位のノルウェーと対戦し、ここで勝てば16日の5-6位決定戦に、負ければ7-8位決定戦へと進む。

グループリーグ3試合で唯一の得点を挙げた高橋和廣 日本は序盤、守りを固めて無失点で第2ピリオドへ。しかし、日本のペナルティが解けた直後にポジションが崩れて失点すると、第3ピリオドにもパス回しで守備を乱され、追加点を許した。最後はGKを上げて6人攻撃に賭けたが、ここでもパックが手につかず、こぼれたところを拾われて、ダメ押しの3点目を献上した。

 チェコ戦の得点力でも課題が残った。座った状態とはいえ、身長190cmを超えるチェコのGKバペンカをゴール前で左右に揺さぶる作戦で臨んだが、横へのパスにフォーカスしすぎて、シュートの手数が減少してしまった。カウンターでゴール前に攻め上がる決定的な好機でもシュートを決めきれず、またパスの相手を探してパックの手離れが悪くなったところを相手に読まれてカットされるなど、試合勘に欠けるプレーが目についた。

 1次リーグの3試合で、日本の得点はわずかに「1」。追い上げ型ではない日本の場合、勢いに乗るためには先制点がほしいところだったが、その思いとは裏腹に、シュートへの意識の低さ、最後の詰めの甘さを露呈してしまった。