ウィルチェアーラグビー日本代表、豪州に快勝でリオパラ出場へ (4ページ目)
一方、今大会7試合を戦い、合計177点を得点したエースの池崎は、ロンドンパラリンピックで4位だった悔しさを胸にトレーニングに励んできた。フィジカルを鍛えるのみならず、この1年はカナダ、アメリカ、オーストラリアの国内リーグに参戦して経験を積み、さらに全国に散る日本代表選手たちを地元北海道に呼んで合宿をするなど、日本のエースにふさわしい姿でチームを牽引している。
「これまでで一番心の底から喜んだ。でも、これがゴールではない。まだまだ過酷なことが待っていると思うので、満足せずに前進していきたい」と、池崎は先を見据えていた。
最後に、池キャプテンが力強くこう語る。
「日本には、アジア・オセアニアチャンピオンとしてリオに出場する責任がある。今まで悔しさを糧に強くなってきたチームだから、正直怖さもあるけれど、チーム一丸となってレベルアップしていきたい。リオでは金メダルが欲しいです」
連載【盛りあげよう!東京パラリンピック2020】
2020年東京パラリンピックを盛り上げ、楽しむために、これから何を準備すべきか、多くの人の言葉から探っていく。
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