2015.05.25

リオパラ出場へ手応え。ウィルチェアーラグビー日本代表が優勝

  • 取材・文●斎藤寿子 text by Saito Hisako
  • 写真●越智貴雄 photo by Ochi Takao

「世界ランキング4位と5位との差を見せつける」。ファイナルでの14点差というスコアには、そんな日本代表の強い思いが感じられた。

得点はもちろん、迫力あるビッグタックルで会場を沸かせた池崎大輔 22日から3日間にわたって千葉ポートアリーナで行なわれた『2015ジャパンパラ ウィルチェアーラグビー競技大会』。最終日の24日には決勝が行なわれ、世界ランキング4位の日本が同5位のイギリスを57-43で破って優勝。今シーズン初戦で結果を出し、10月に同会場で行なわれる2016年リオデジャネイロパラリンピックの出場権がかかる「アジア・オセアニアゾーン選手権」に向けて、好発進した。

 日本、イギリス、デンマーク(同6位)、ニュージーランド(同8位)の4カ国で行なわれた今大会、日本は予選を全勝して1位通過し、準決勝では予選4位のニュージーランドに51-41と快勝。順当に決勝進出を果たした。

 イギリスとの決勝、開始早々に観客を沸かせたのはエースの池崎大輔(37歳・北海道BigDippers)だ。相手のポイントゲッターをラインの外に押し出す力技でターンオーバーをとると、自らディフェンダーにタックルしながら、かわしてゴールラインを通過。エースらしいキレのあるプレーで、先取点を挙げた。その後も日本は池崎を中心にゴールを決め、着実に得点を重ねていった。一方、守備では相手にプレッシャーを与えてミスを誘い、攻撃につなげる場面も多く見られた。