岡慎之助が体操界の「謎のジンクス」に言及 太田海也が解説する競輪・自転車競技の魅力にも興味津々 (4ページ目)
【GⅠタイトルを獲りたい】
――最後に将来的な目標を教えてください。
太田 そうですね。オリンピックでメダルを獲りたいという気持ちもありますが、それと同じくらい、日本の競輪のGⅠでタイトルを獲りたいという気持ちもすごくあります。どちらも同じくらい強い思いを持っています。
岡 GⅠの優勝ってどのくらいすごいんですか。ガチの猛者がいるとか。
太田 レベルの高さで言ったらオリンピックの選手かもしれないですが、日本の競輪もすごく価値があります。日本でやっている競輪は、地域同士で連携したりするチーム戦でありながらも個人戦であって、チームで勝利を目指しつつ、最終コーナーから個人として勝負するみたいなイメージです。
僕は先輩選手の前を走って引っ張る立場なんですけど、自分の後ろにいる選手は、マリオカートでいうところの"バナナ"みたいな感じで、後ろから来た他の地域の選手を「バーン」って弾いたりしてくれるんですよ。だからめっちゃ助けられています。GⅠは優勝賞金が数千万円にもなるから、最後は目の色を変えて必死に1着を目指すので、そこも見どころですね。
競輪界では若手をけん引する存在の太田 photo by Takahashi Manabuこの記事に関連する写真を見る岡 そんな賞金をもらえるなら欲が出そうですね(笑)。
太田 ただ、欲が出れば出るほど負けるんですよ、日本の競輪は。
岡 面白いですね。
――では岡選手の将来的な目標を教えてください。
岡 まずはロスで四冠(団体総合、個人総合、平行棒、鉄棒で金メダル)を達成すること。あとは体操人口も増えてほしいので、自分をきっかけに体操を始めてくれる人が増えればいいなと思います。自分の体操を見て、「こんな体操がしたい」と思われるような体操をすることが目標です。とにかく今は体操を極めたいですね。
【Profile】
太田海也(おおた・かいや)
1999年7月27日生まれ、岡山県岡山市出身。高校時代はボート競技で活躍し、全国高等学校総合体育大会で優勝するなどし、U-19代表に選出される。大学でもボートを続けるが、19歳で自転車競技に転身。2021年に日本競輪選手養成所に入所し、早期卒業を果たした。2022年1月に競輪でデビューし、8月にはS級2班に特別昇級。同年からナショナルチーム入りし、数々の国際大会に出場。2024年にはネーションズカップで優勝するなど好成績を残し、パリ五輪の代表入り。本大会では3種目に出場した。
岡慎之助(おか・しんのすけ)
2003年10月31日生まれ、岡山県岡山市出身。4歳からおかやまジュニア体操スクールで体操を始め、高校から徳洲会体操クラブに所属。2019年には世界ジュニア体操競技選手権で金メダル2個を含む4個のメダルを獲得するなど、将来を嘱望される選手となる。2022年に右膝前十字靱帯断裂の大ケガを負うも、2024年5月のNHK杯の個人総合で初優勝を飾り、パリ五輪の出場権を獲得。本大会では団体総合、個人総合、鉄棒で金メダル、平行棒で銅メダルを獲得した。
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