【ミラノ・コルティナ五輪】複数メダルに表彰台独占も狙えるスキージャンプとスノーボード メダル候補の注目日本人選手たち (3ページ目)
【スノーボードは複数メダルか】
北京五輪では銅メダルだった男子モーグルの堀島行真(トヨタ自動車)も、前季までの3シーズンはW杯総合2位だったが、今季はデュアルモーグル1戦を含むW杯の5戦で2勝、2位2回で総合1位と、優勝候補筆頭の位置にいる。
前回の北京ではメダル3個だったスノーボードも、今回はその数をさらに増やせそうな状況だ。
ただ、前回北京の男子ハーフパイプで優勝し、今季もW杯開幕戦で優勝していた平野歩夢(TOKIOインカラミ)が、4戦ぶりに出場した1月17日の大会で複数箇所を骨折や打撲するケガを負ったのは心配だ。それでも出場することを表明しているが、出てくるからには優勝を狙う滑りを見せてくれるだろう。
さらに男子ハーフパイプはメダル候補が豊富だ。平野が優勝した開幕戦で戸塚優斗(北京10位/ヨネックス)が2位になり、平野流佳(北京12位/INPEX)が3位になっている。戸塚はその後も優勝1回、2位1回でW杯種目別総合では1位。平野流佳も第4戦と第5戦はともに5位で総合は4位だが、昨季までは3季連続で種目別総合優勝を果たしていた実力はある。
また今回が初出場の山田琉聖(チームJWSC)もW杯第2戦では優勝していて可能性を持っている。
女子も冨田せな(北京3位/宇佐美SC)がW杯種目別総合4位につけている。今回が五輪初出場となる工藤璃星(TOKIOインカラミ)は種目別総合2位につけているだけでなく、1月にアメリカで開催されたⅩゲームで2位と調子を上げている。さらに同じく初出場の清水さら(TOKIOインカラミ)もW杯は第5戦出場のみだが、1月のXゲームでは優勝と力を見せている。
男女とも複数メダル獲得に期待がかかるハーフパイプと同じく、スロープスタイルとビッグエアも複数のメダル獲得が期待される。
昨季の世界選手権では、女子ビッグエアで村瀬心椛(北京3位/TOKIOインカラミ)が優勝し、岩渕麗楽(北京4位/バートン)が2位、深田茉莉(ヤマゼン)が3位と表彰台を独占した。深田がW杯開幕戦で優勝して種目別総合2位で、岩渕も開幕戦2位で総合6位。さらに第1戦、第2戦とも6位だった村瀬も、1月のXゲームでは優勝と調子を上げているだけに、複数メダルも見えている。
また、村瀬はスロープスタイルでもW杯種目別で1位に立ち、Xゲームでも3位。深田もW杯種目別総合は2位といい位置につけている。
男子ビッグアエアーも、昨季世界選手権優勝の木俣椋真(ヤマゼン)がW杯第1戦3位、第3戦4位で種目別総合6位につけている。それを上回る勢いを見せているのが、昨季種目別総合4位の荻原大翔(TOKIOインカラミ)で、W杯第3戦で優勝すると1月のXゲームでも優勝と好調。また今季は2位2回で種目別総合2位につけている木村葵来(ムラサキスポーツ)もXゲームでは3位とメダル圏内に浮上している。
スノーボードアルペンのパラレル大回転では、昨季の世界選手権は回転優勝、大回転2位で、W杯もスノーボードアルペン総合優勝を果たしていた三木つばき(浜松いわた信用金庫)が今季も好調。パラレル大回転は種目別総合1位と優勝候補になっている。
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