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【ミラノ・コルティナ五輪】複数メダルに表彰台独占も狙えるスキージャンプとスノーボード メダル候補の注目日本人選手たち (2ページ目)

  • 北京五輪に続き、メダル候補の筆頭であるスキージャンプの小林陵侑photo by Action Press/AFLO

 二階堂の父・学さんは高校生だった葛西紀明(土屋ホーム)とともに世界選手権にも出場した選手。その資質を受け継いだ二階堂は、昨季のW杯で7回トップ10入りを果たし、総合は19位だった。今季は第5戦で初表彰台の2位になってから安定感が増し、1月のジャンプ週間のインスブルック大会では初優勝。札幌大会は第1戦も3位になるなど、小林に次ぐW杯総合3位につけている。さらに1月下旬の2日間4本のジャンプで争う世界フライングヒル選手権でも3位になり、その後の団体戦でもエースが飛ぶ4番手を務めて初優勝に貢献と、小林との複数メダルの可能性も高めている。

 彼の急成長でメダルが見えるようになった種目がある。これまでの4人で戦っていた団体戦ではなく、2人3本ずつのジャンプで争う形式に変わったラージヒル・スーパー団体だ。ライバルはプレブツと総合5位につけるアンジェ・ラニシェクがいるスロベニアになる。オーストリアも手強いチームになるが、現状では日本とスロベニアの一騎打ちという状態でメダル獲得の可能性はかなり高い。

 一方女子も丸山希(北野建設)が、好調を維持してW杯は開幕から3連勝。その後も5戦連続表彰台と絶好のスタートを切った。1月には3戦連続で8位となり総合1位はニカ・プレブツ(スロベニア)に譲ったが、現在総合2位と有力なメダル候補だ。

 2022年の北京五輪シーズンでは、期待されながらもその前年10月に左膝靱帯損傷の大ケガをして冬のシーズンを棒に振った経験がある。元々追い風の条件にも対応できる空中姿勢が持ち味だったが、今季は助走姿勢を安定させて確率の高いジャンプを出せるようになっている。

 丸山は個人2戦でもメダル候補だが、彼女の成長で男子の小林や二階堂と組むであろうノーマルヒル混合団体も優勝候補に浮上。ライバルはプレブツ兄妹がいるスロベニアだが、スロベニアの女子の2番手は総合8位の高梨沙羅(クラレ)より下位で11位にいるニカ・ボーダン。僅差の優勝争いは必至だが、日本が若干優位と考えてもいい。

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