パリオリンピック帰り即レースの佐藤水菜が女子オールスター競輪で優勝 3日間連続1着、9車身差の圧勝に一同白旗 (3ページ目)
また8年連続ファン投票1位で、かねてから自転車競技の日本代表勢への対抗心を見せていた児玉碧衣は5着に終わった。「真後ろにサトミナ(佐藤水菜)がいたのが気になってしまいました。そこで自分が仕掛けたら、サトミナの展開になってしまうし、難しかった。打倒ナショチ(ナショナルチーム)と言っていましたが、おこがましいです」と悔しげな表情を見せた。
3日間のレースを終え、佐藤は今後について問われると、「(ナショナルチームでの)競技も、ガールズケイリンも、まだ何も考えていません。少しオフを挟むのでそこでゆっくり考えたいです。しっかり勝ち続けることは今後も大事にしていきます」と方向性を決めるのはこれからだとの考えを示した。
しかしすでに「佐藤一強時代の到来」という声も聞こえてくる。この真夏の祭典での勝ち方を見る限り、今後もガールズケイリンの絶対的な存在であり続けることだけは間違いないだろう。
佐藤水菜の強さを証明したレースとなった photo by Takahashi Manabuこの記事に関連する写真を見る
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