SNSで人気の登山女子・せみ 「好山病」にかかってしまった彼女の「忘れられない山の絶景5選」は? (4ページ目)
【南アルプス・間ノ岳(3190m)】
南アルプスの白峰三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)をお父さんと1泊2日で歩きました。長い下山の道のりが大変だったぁ。北岳は3193mで富士山に次ぐ日本で2番目の標高、間ノ岳は第3位。南アルプスは一つひとつの山が大きくて、稜線歩きがとにかく気持ちいい!(2022年10月)
南アルプス白峰三山縦走にて。農鳥岳から見た間ノ岳 photo by Semiこの記事に関連する写真を見る【北アルプス・燕岳(2763m)】
燕岳はもう3回登ってます。1回目は夏に友人とテント泊縦走、2回目はソロで日帰り、3回目は年越し登山。12月31日の深夜2時に麓から真っ暗ななかで歩き始めて、なかなかスリルがありました。燕山荘に着いたら、たまたま知り合いがいて一緒にUNOをしたり、コーヒーを飲んでゆっくりしてました。年越しに向けてみんな盛り上がってましたが、私は夜10時くらいに就寝(笑)。朝はおいしいおせち料理が出ました。(2022年12〜1月)
正月の燕岳にて。奥に見えるのが燕山荘 photo by Semiこの記事に関連する写真を見る元日の燕山荘のおせち朝食 photo by Semiこの記事に関連する写真を見るーーありがとうございます。では、最後の質問です。せみさんにとって山に囲まれた長野の暮らしはいかがですか?
私は人が多いところが苦手というのもあるのですが、自然の近くにいると落ち着くんです。勤めている会社からも中央アルプスや南アルプスの景色を見ることができて、そんな環境で働けるのは幸せだなと思っています。
ちょっと疲れた時には山へ行って景色を見たり、深呼吸して森の香りをかいでみたり。自然のなかで落ち着く場所を探しているのかもしれませんね。
夏の燕岳にて槍ヶ岳を背景に photo by Semiこの記事に関連する写真を見る※記事中で紹介した山は、登山経験や装備が必要なものが含まれます
【プロフィール】
せみ
1997年、長野県生まれ。2019年より本格的に登山を始め、北アルプスや南アルプスなど各地の山を登っている。SNSやYAMAPで登山の様子を発信し、インスタグラムを中心に人気を集めている。「せみ」は子どもの頃に呼ばれていたあだ名の語尾に付いていた「〜みんみんぜみ」が由来。
インスタグラム>>@___natur3_
ツイッター>>@seminosanpo
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