2022.01.27

伊達朱里紗は声優からプロ雀士に。麻雀アニメを見てハマり、「見て、打って、ボロクソに言われる、の繰り返し」で上達

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

Mリーグ女流雀士インタビュー(3)
伊達朱里紗@前編

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 4年目を迎えたMリーグに新たな風が吹いている。その発生源となっているのが、選手入れ替えルールによって2021-2022シーズンから加わった新加入選手たちだ。

 EX風林火山に加入した松ヶ瀬隆弥選手(RMU)はMリーグ記録に並ぶ4連勝を飾るなど、19試合に登板して6勝をあげて個人合計ポイントの個人ランキングで3位につけている。

 だがリーグ前半戦、この松ヶ瀬選手の活躍が霞んでしまうほどの輝きを放った選手がいる。Mリーグ史上初の10万点超えの最高スコアを叩き出した伊達朱里紗選手(日本プロ麻雀連盟)だ。今季からKONAMI麻雀格闘倶楽部に加入し、Mリーグに強烈な旋風を巻き起こしている伊達選手の強さの秘訣とは......。

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伊達朱里紗(だて・ありさ)1991年5月10日生まれの30歳伊達朱里紗(だて・ありさ)1991年5月10日生まれの30歳 この記事に関連する写真を見る ---- 伊達選手は声優さんですよね?

「そうです。声優は10年くらいやっていますね。麻雀プロは2年半くらいになります」

---- プロ雀士としてのお話を聞く前に、声優になった経緯を教えてください。

「小学生の頃から歌うのが大好きだったんですね。それと、小学校の国語の授業で先生から朗読を褒められたんです。台詞を噛んだら次の人が読むルールだったのに、まったく噛まずに読めて。『歌う+何かを読む』を、声優は仕事にできると友だちから教えてもらって、『それしてみたい!』という感じで。

---- 感情移入も得意だったんですか?

「いや、そこは得意じゃないです(笑)。声優になる前は演技に興味がなかったんですよ(笑)。養成所に入ったら声優は演技が一番大事だと言われて、そこがもっとも苦労しました」

---- 麻雀との出会いはいつ頃にどういう経緯で?

「高校生の時に麻雀アニメの『咲-Saki-』を見て麻雀を知りました。そこから麻雀に興味を持つようになって。不思議なことに、声優として初めて受かったオーディションが咲の続編である『咲-Saki-全国編』だったんです」