伊達朱里紗は声優からプロ雀士に。麻雀アニメを見てハマり、「見て、打って、ボロクソに言われる、の繰り返し」で上達 (4ページ目)

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野美樹●撮影 photo by Sano Miki

---- 伊達選手は10月8日にMリーグデビューを飾ると、3戦目の10月22日の試合でMリーグ初トップを取りました。

「初戦が2着、次戦が3着で、早く1勝目をあげてホッとしたかったので、よかったです。今年は新加入選手が5人いて、いつまでもひとりだけトップが取れなかったりしたら、何を言われるかと怯えていたので(笑)」

 伊達選手、松ヶ瀬選手のほかにも、EX風林火山に二階堂瑠美(日本プロ麻雀連盟)、セガサミーフェニックスに東城りお(日本プロ麻雀連盟)、TEAM雷電に本田朋広(日本プロ麻雀連盟)という3選手が今季からMリーグに加入した。

 新加入選手で最初にトップを取ったのは本田選手で、開催3日目の10月7日。翌日に松ヶ瀬選手が初トップを決めると、開催9日目の10月18日に東城りお選手、開催12日目に伊達選手、開催13日目の10月25日に二階堂瑠美選手がMリーグ初トップの船出を切った。

(後編につづく>>)


【profile】
伊達朱里紗(だて・ありさ)
1991年5月10日生まれ、兵庫県出身。声優を目指して上京し、2013年より声優事務所「81プロデュース」に加入。2014年に麻雀を題材としたアニメ『咲-Saki- 全国編』への出演をきっかけに麻雀に本格的に取り組み、2019年4月に日本プロ麻雀連盟所属のプロ雀士になる。2021年、KONAMI麻雀格闘倶楽部からドラフト全体3番目指名を受けてMリーガーとなった。

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