【今日は何の日?】上村愛子、初のワールドカップ年間王者に
年間王者の座についた上村(中央)。「どう喜べばいいのかわからないぐらい嬉しい」と語った
【2008年3月8日】
シーズン終盤で5連勝達成
2006年のトリノ五輪フリースタイル・モーグルで5位に終わった上村愛子は、その後、定評のあるエアー技術に加え、ターン技術の向上に取り組んだ。2007~2008年シーズンも後半に入ると、その努力が結実した。
2月6日、猪苗代大会でシーズン初優勝(ワールドカップ通算3勝目)を飾った上村は、続くマリアーンスケー・ラーブニュ(チェコ)大会でも優勝。そして迎えたオーレ(スウェーデン)大会。前日のシングル優勝に続いて、この日はデュアルを制した。
この結果、最終戦をまたずに、日本人モーグル選手として初のワールドカップ年間王者の座が確定した。