木原龍一・三浦璃来"りくりゅう"のカギは「まあ、いいか」マインド? ミラノ・コルティナ五輪へ好発進 (2ページ目)
【便乗ガッツポーツの裏側にあった気持ち】
今季、順調に準備ができているからこそ木原が重視しているのは、焦らずにじっくりと積み上げていくことだ。昨季は、一昨年のケガがあったため、「どうしてもよくしたい」との思いが強くなりすぎ、結果に一喜一憂した。そして、トレーニング量を増やして逆に調子を落としてしまうこともあった。そうした反省をもとに木原は、心の持ち方を工夫している。
「ひとつの試合でうまくいかなかったとしても、自分たちが歩んできた道のりが崩れ去るわけではないというメンタルでやっています。うまくいかなかったら、『また次頑張りましょう』という気持ちをシーズン初戦から持てています」(木原)
演技終了後の喜び方にもペアのふたりで少し差があった。得点を見て、「このプログラムに自信を持ってシーズンを駆け抜けられる」と思ったという三浦は、素直にガッツポーズをした。
一方、木原は「レベルを取りきれていない確信があったので僕はするつもりはなかったけど、隣で(三浦)璃来ちゃんがガッツポーズをしているのが見えて。気持ちがちょっとマイナスな方向へいきそうになったけど、去年はそういう時に追い込みすぎた記憶もあったので『まあ、そこは考えなくていい。十分か』と思って"便乗ガッツポーズ"をしたので、ワンテンポ遅れました」と苦笑する。
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