三原舞依は再起を支えてくれた仲間・ファンへ恩返しを誓う 「スケートができることが、すごく幸せなこと」 (4ページ目)
【元気いっぱいで走れるように】
来季へ向けては「絶対にケガを悪化させないようにすることが第一」と言い、抱負を語った。
「シーズン最後まで悔いなく。毎日しっかり練習を積んで試合に出て、というような日々を過ごしていきたいなと思っています。今のところそのベースができたと思うので、このまま練習を続けて、ジャンプの完成度を上げながら、プログラムに溶け込んだジャンプを取り戻していけるように。たくさん練習を積んで、しっかりケアもして、最後まで元気いっぱいで走れればいいなと」
この日の取材冒頭で「現役でいられる時間も限られる」と話した三原。一日一日、一瞬一瞬を大切に、フィギュアスケートに向き合っている。
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著者プロフィール
一ノ瀬伸 (いちのせ・しん)
ライター・編集者/1992年、山梨県市川三郷町生まれ。立教大学社会学部卒業後、山梨日日新聞記者、雑誌「山と溪谷」編集者などを経て2020年からフリーランス。「webスポルティーバ」では競技問わず企画・編集を主に行なう。自身は元高校球児でアンダースロー投手だったが、目立った活躍はなかった。
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