『メダリスト』声優・春瀬なつみのフィギュアスケート愛がさく裂「生まれ変わったら鈴木明子さんみたいに...」 (3ページ目)
【演技を見ている時の私、うるさいです(笑)】
ーーもっとも印象に残っている大会はなんですか?
2013年、東京・代々木第一体育館で開催されたNHK杯です。私は、地元にいた時からロシアのエレーナ・ラジオノワ選手がすごく好きで。シニアデビューのシーズンに、生で見ることができて感動しました。ノービスやジュニアから選手を応援するのが好きで、その選手がどう成長したか、どんなスケート人生を歩んだのかを感じたいんです。
ーー一人ひとりに物語がありますね。
家で演技を見ている時の私、うるさいです(笑)。全員応援系で、(ジャンプを)"降りて"って祈ったり、「リカバリーできるよ!」って声に出したり。オリンピックでは"神様、降ろしてください"とかって祈りましたね。
ーーフィギュアスケート愛がすごいです。
フィギュアスケートと関わる仕事をするには、もっともっと突き詰めたいって思っています。自分のスケートはなかなかうまくならないんですけど(笑)。
ーー最近はリンクでグループレッスンも受けているそうですね。バッククロスも入れられるようになったとか?
『メダリスト』をきっかけにレッスンを習い始めて、大好きなバッククロスを入れられるようになったんです! ずっとできなかったことができるようになると、"なんで今までできなかったの"とかって思うのがおもしろいですね。でも、体重の移動というかもっとエッジで氷を押さないと、ちゃんとしたバッククロスにはなっていないと思うので、もっと上達したいです。
ーー次の目標は?
最初の目標だったバッククロスが少しできてきたので、次はスリーターン、モホーク......。でもモホークはできなさすぎて、ずっと手すりとお友だち状態。選手のみなさんはモホークからジャンプを跳ぶので、すごいなって。その次はやっぱりスピンですかね。レイバックが一番好きですけど、難しそう。シットスピンは下半身の筋力が必要。やるからには認定されたいと思うけど......。
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