2020.02.05

紀平梨花、4回転にも挑戦。
今季初となる最高難度のジャンプ構成に

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha
  • 能登直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

四大陸選手権で連覇を目指す紀平梨花 韓国・ソウルの木洞アイスリンクで開催される四大陸選手権。女子は6日にショートプログラム(SP)、8日にフリーが行なわれる。大会は、連覇を狙う紀平梨花、全日本選手権2位の樋口新葉、前全日本女王の坂本花織の日本勢3人と、先頃スイス・ローザンヌで行なわれたユース五輪女王のユ・ヨン(韓国)、全米選手権3位のブレイディ・テネル(米国)の争いになりそうだ。

 今季、旋風を巻き起こしているロシアの若手ら欧州勢が出場しないこの大会、注目はフリーで4回転サルコウに挑戦する予定の紀平だろう。代名詞とも言えるトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を武器にSPから高得点を叩き出せるジャンプ構成を組めるのが彼女の強みだが、さらなる得点増を図るために4回転の大技習得に余念がない。

 ただ、4日に行なわれた今大会最初の公式練習では、試合ではほとんど失敗しなくなったトリプルアクセルの不安定さが目立ち、やや成功率が悪かった。それでも、練習後半にはタイミングが合ってきて、トリプルアクセルの精度も上がっていた。