宮原知子、坂本花織は「ザギトワとの30点差」をどう縮めていくか (4ページ目)
それでも、フリップでエッジエラーを2度取られ、最後の3回転ループがステップアウトでダウングレードだったのを除けば、演技自体は納得の高得点をマークした。まだまだ向上の余地があり、得点も上積みできる可能性があるということだ。それだけに、本人も気合を入れ直した試合になったようだ。
「この大会の前の2試合よりは内容的には跳べてきているので、次の試合までもう少ししか練習の期間がないですが、内容の濃い練習をすることが重要になってくると思います。昨季のように『これだけ練習してきたから大丈夫』と思えるくらい練習して、自信を持って次の試合からは臨めるようにしたいと思っています。最近は、練習では演技終盤になってもスピードに乗って滑れるようになってきたし、演技でも、ちょっと大人っぽい雰囲気を出せるようにアピールをしていきたいです」
今季の目標は「GP2大会とも表彰台に乗ってファイナルに行くこと」だと公言する。五輪ポストシーズンにしっかりとモチベーション保ち、「2年目のジンクス」という落とし穴に落ちないようにしてほしいところだ。
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