2018.07.27

日本女子のエースの座を狙え! 
宮原、樋口、紀平の新たな挑戦

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha photo by Yuya NAGASE/PHOTO KISHIMOTO

 平昌五輪のポストシーズンとなる今季、フィギュアスケートは4回転などジャンプの基礎点が低くなったり、GOE(出来栄え点)の加減点がプラスマイナス5の11段階になったりと、大幅にルールが改正される。ジャンプやエレメンツ(技)の質がこれまで以上に問われるシーズンとなりそうだ。そんななか、長野県軽井沢町で行なわれた全日本強化合宿では、多くの選手が新たな取り組みに挑んでいることがわかった。

 昨季、大ケガから見事なカムバックを見せて平昌五輪で4位となった宮原知子は、さらにひと皮むけた演技を見せるつもりでいる。

軽井沢で行なわれた全日本強化合宿に参加した宮原知子「いろいろなチャレンジをするシーズンにしたいと思っています。だから、いままでやったことがない曲で演技したり、ジャンプの跳び方を意識して変えたりして、小さなチャレンジに取り組んでいます」

 課題となっているジャンプの回転不足についても、「ジャンプがうまい人は、最後まで顔が残って回っている。それを自分も真似るように意識を変えて跳んでいます。それができれば、回転が速くなったりジャンプの高さも出やすかったりするので」と、意欲を見せた。

 宮原の新しいプログラムは、ショートプログラム(SP)が『小雀に捧げる歌(Song for the Little Sparrow)』(振り付け:ローリー・ニコル)で、フランスのシャンソン歌手、エディット・ピアフさんの生涯を描いたもの。そしてフリーはアストラ・ピアソラ(アルゼンチン)のタンゴ曲『ブエノスアイレスの冬』とビバルディ作曲の『四季~冬』を掛け合わせたプログラム(振り付け:トム・ディクソン)になるという。