2016.02.21

四大陸選手権で完勝の宮原知子。無冠返上で次なる目標、ロシア勢に迫る

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha 能登直●撮影 photo by Noto Sunao

 昨年の全日本選手権で2連覇を達成、名実ともに日本女子のエースになったと言ってもいい宮原知子が、四大陸選手権で、ショートプログラム(SP)、フリーともに自己ベストを更新する快挙で初優勝を成し遂げた。

四大陸選手権で圧勝した宮原知子、フリーの演技 SP72.48点、フリー142.43点。合計点の214.91点は世界歴代6位の高得点で、2位以下に21点以上の大差をつける強さを見せつけて、シニア参戦3シーズン目でついにチャンピオンシップ大会のタイトルをその手に掴んだ。

「3回目の四大陸選手権でやっと優勝することができてうれしいです。シーズン前半は自分の納得いく演技をしていましたが、結果的に2位が多くて、この大会も2年連続で2位だったので、この四大陸は優勝を目標にして臨み、それができたので、世界選手権につながるいい試合になったと思います」

 表彰台の真ん中に誇らしげに立った宮原は「1位を取れたんだと自分ですごく感じることができた」と感慨に浸っていたが、一方では次なる目標である3月の世界選手権に向けて、早くもやる気がふつふつと湧いてきているようでもあった。