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【RIZIN】平本蓮のMMA復帰戦について、髙阪剛は「緊張感もある」 超RIZIN.5のもうひとつの注目カードも展望した (3ページ目)

  • 篠﨑貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro

【シェイドゥラエフとAJ・マッキーは噛み合わない可能性あり】

──大会のメインイベント、現RIZINフェザー級王者のラジャブアリ・シェイドゥラエフ選手と、AJ・マッキー選手によるダブルタイトルマッチ(RIZIN/PFL)はいかがですか?

「これも注目ですね。シェイドゥラエフは、RIZINで試合を重ねながら本当に強くなっていった選手。RIZINがなかったら、ここまで成長していなかったんじゃないかと思うくらいです」

──一方のAJ選手は、元Bellator世界王者のオールラウンダーです。

「本当になんでもできる選手です。試合の持っていき方もうまいし、"負けない試合"をする技術がすごく高い。このふたりは、MMAの種類が少し違うと思っています。だから正直、どういう形の試合になるのか、どれくらい噛み合うのかはわかりません。言い方は悪いかもしれませんが、ファンが興奮するようなわかりやすい試合にはならない可能性もあると思います」

──AJ選手が、シェイドゥラエフ選手の強みを消してしまう可能性がある?

「ありますね。『RIZIN.40』のホベルト・サトシ・ソウザ戦でも、相手の得意な展開をほとんど作らせなかった。シェイドゥラエフに対しても、『あれだけ強かったのに、今回は何もできないじゃん』と思わせるような試合にしてしまうかもしれません」

──髙阪さんとしては、このカードには少し複雑な思いもある?

「ちょっとありますね(笑)。シェイドゥラエフが何もできなくなる姿は、あまり見たくないです。逆に、これまで見たことのないシェイドゥラエフを引き出す可能性が最も高い相手でもあると思います」

──AJ選手は身長で8cm、リーチで15cm上回っています。サイズ差もありますね。

●AJ・マッキー:身長178cm/リーチ189cm

●シェイドゥラエフ:身長170cm/リーチ174cm

「けっこう差がありますね。これは海外の選手全体に言える話ですけど、最近は体重をうまく作れないケースも続いていますから、『頼むから減量失敗はしないでくれよ』と願っています(笑)」

【プロフィール】

■髙阪剛(こうさか・つよし)

学生時代は柔道で実績を残し、リングスに入団。リングスでの活躍を機にアメリカに活動の拠点を移し、UFCに参戦を果たす。リングス活動休止後はDEEP、パンクラス、PRIDE、RIZINで世界の強豪たちと鎬を削ってきた。格闘技界随一の理論派として知られ、現役時代から解説・テレビ出演など様々なメディアでも活躍。丁寧な指導と技術・知識量に定評があり、多くのファイターたちを指導してきた。またその活動の幅は格闘技の枠を超え、2006年から東京糸井重里事務所(現・株式会社ほぼ日)にて体操・ストレッチの指導を行っている。2012年から2015年までラグビー日本代表のスポットコーチに就任。現在は、RIZINで活躍する堀江圭功選手や上田幹雄選手らを指導している。

◆Twitter:@TK_NHB
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◆総合格闘技道場 ALLIANCE(アライアンス):
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著者プロフィール

  • 篠﨑貴浩

    篠﨑貴浩 (しのざき・たかひろ)

    フリーライター。栃木県出身。大学卒業後、放送作家としてテレビ・ラジオの制作に携わる。『山本"KID"徳郁 HEART HIT RADIO』(ニッポン放送)『FIGHTING RADIO RIZIN!!』(NACK5)ウェブでは格闘技を中心に執筆中。レフェリーライセンス取得。ボクシング世界王者のYouTube制作も。

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