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【ボクシング】山中慎介が語る、井上拓真が"鉄壁"の井岡一翔を崩すためのポイント 那須川天心戦のように「自分から積極的にいけるか」 (4ページ目)

  • 篠﨑貴浩●取材・文 text by Shinozaki Takahiro

――拓真選手は前回の天心戦に続いて、立て続けに"名前"のある選手を相手にしますね。

「そうですね。拓真は昔から、けっこうタフな試合をこなしてきています。バンタム級、スーパーバンタム級でノルディーヌ・ウバーリ、栗原慶太、和氣慎吾、リボリオ・ソリス、ジェルウィン・アンカハス、石田匠、堤聖也......名だたる選手を相手にしてきていますからね」

――バンタム級、スーパーバンタム級での、日本人選手の層の厚さも再認識できますね。

「これだけ集まっていると、どうしてもタフなカードが多くなりますよね。今後も、まだまだ実力が高い日本人選手が出てくるでしょうし、"バム(ジェシー・ロドリゲス。23戦23勝16KOの現WBA・WBC・WBO世界スーパーフライ級統一王者)"が階級を上げてくることも噂されています。増田陸(帝拳)も先日、(ノニト・)ドネア相手にいい勝ち方をしていますし、大橋ジムの坂井優太、WBOアジア・パシフィック王座を獲った伊藤千飛(真正)ら、誰がどのタイミングでバンタム級のトップ戦線に上がってくるのか。まさに群雄割拠ですし、今後も楽しみですね」

【プロフィール】

■山中慎介(やまなか・しんすけ)

1982年滋賀県生まれ。元WBC世界バンタム級チャンピオンの辰吉丈一郎氏が巻いていたベルトに憧れ、南京都高校(現・京都廣学館高校)でボクシングを始める。専修大学卒業後、2006年プロデビュー。2010年第65代日本バンタム級、2011年第29代WBC世界バンタム級の王座を獲得。「神の左」と称されるフィニッシュブローの左ストレートを武器に、日本歴代2位の12度の防衛を果たし、2018年に引退。現在、ボクシング解説者、アスリートタレントとして各種メディアで活躍。プロ戦績:31戦27勝(19KO)2敗2分。

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