【プロレス】藤原喜明が明かす新日本プロレスに入門した理由 それ以前は会社員やコック、冷凍マグロの解体も経験 (2ページ目)
「俺が総務部長のところに行って、『ウエイトトレーニング部を作りたいんです』ってお願いしてな。それが認められて、練習する場所をもらったんだ。
トレーニングは、高校の時から自宅でやっていたんだよ。最初は本屋で、自転車の古チューブを使ったトレーニング法を紹介する本を見つけて、それを参考に練習してたんだ。そこから、自分で木を切って腹筋台を作って腹筋をしたり、木を担いでのスクワットをやったりしていた。アルバイトでお金を貯めて、通信販売でバーベルのセットも買ったな。
トレーニングはずっと続けたかったんだけど、就職先の寮の近くにジムがなかったんだよ。どうしようと考えて、『そうだ! 会社にトレーニング部を作ればいいんじゃねぇか』って思ったってわけだ」
【会社員からコックに転身】
藤原が設立した「ウエイトトレーニング部」には、47人もの部員が集まったという。
「トレーニングのメニューは、自分で本を読んで決めてたよ。ただ、最初は器具がなかったから、部員から集めた部費を使ってトレーニング器具をローンで買ったんだ。だけど、当時の通販って注文してから届くまで2カ月ぐらいかかってな。部員から『あの金、どうしたんだ?』って疑われて大変だったよ」
その後、先輩に相談されて柔道部も作った。藤原は、部内で無敵だったという。
「終業後に、週3日はウエイトトレーニング、柔道の練習も週3でやってたな」
充実した会社員生活を送っていたが、次第に違和感を覚えるようになった。
「俺は時間内にババッと仕事をやって、就業のベルが鳴ったらすぐにトレーニング、柔道の練習をしたいタイプだった。だけど、そういうヤツは会社からは評価されないんだよ。チンタラチンタラと、タバコを吸いながら残業して......。俺から見れば、ただ机に座っているだけなんだけど、そんなヤツのほうが給料は高いし、ボーナスもいいんだよ。サラリーマンを2年半やって、そういう現実を知って『サラリーマンは性に合わないな』と思って会社を辞めたんだ」
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