「DDTをサウナにする」人気ユニット・サウナカミーナの4人が語る、サウナとプロレスの共通点 (3ページ目)
上野:とにかく最初の30分は「小嶋斗偉をどうするか?」っていう(笑)。サウナもプロレスも関係なく。
小嶋:「この先どうしていくの?」と急に言われて......。
上野:僕らも「小嶋をどうすんの?」って言われて、「どうすると言われましても......」みたいな(笑)。マツコさんは小嶋の近い未来をすごく気にされてましたね。
小嶋:マツコさんが言うのは、「そのまんま行きなさい」って。
上野:小嶋は今後、どうすんの?
小嶋:自由に生きていくしかないっすね。
――前回、「小嶋を雑なオチに使うな」というアドバイスをもらったとか。
上野:『マツコの知らない世界』に関していえば、僕らは小嶋をオチに使うとかもなく、ずっとファイティングポーズでした。
MAO:楽屋に戻って座ったら、立てなくなっちゃって。
勝俣:みんな、燃え尽きて『あしたのジョー』みたいになってました(笑)。やっぱり慣れないことをすると、頭をめっちゃ使うから。ただ話してればいいわけじゃないし。小嶋さんはそんなことないと思うけど。
小嶋:いや、僕も......。
上野:バッキバキに緊張してたよな!
MAO:第一回が良すぎたせいなんですよ。今回はフリップの出し方で、マツコさんからまさかのテイク3を食らってました。
勝俣:小嶋さんは考えさせたらダメなんですよ。素で出るものが面白いから。小嶋さんが面白くしようと思って面白くなることはないんで。
上野:冷たっ!(笑)
【サウナは試合で出たアドレナリンを落ち着かせる作用も】
――サウナをプロレスにどう活かしていますか?
MAO:メンタルへの作用はすごいですね。
勝俣:サウナって、たぶんスポーツ選手に合ってますよ。プロレスラーでいうと、試合の時はアドレナリンが出て、家に帰っても寝られなくなったりするんです。でも、サウナに入ることによって一回落ち着かせられるんですよ。
MAO:連戦の合間にサウナに行くと全然違います。バスで体が凝り固まったりとか、血流が悪くなったりとかの改善にもなる。それで、健康になったあとにお酒を飲んで、結局体調が悪い。
上野:それはMAOだけです!(笑)
MAO:本場のフィンランドではビールを飲みながらサウナに入るって言うんですけど、向こうのビールは薄いからそれができるんですよね。
上野:サウナの温度もちょっと低いしね。
MAO:日本のサウナでは、水を第一に飲みましょう。その先で、ビールを楽しみましょう。
上野:実際、いいことしかないですね。交感神経と副交感神経が交互に上がって、興奮とリラックスを繰り返すのがサウナのシステム。試合で興奮状態になったのをリセットすることもそうだし、サウナ室に入ったら携帯なども持ち込めないから、雑念を持って行けない。余計な情報を入れなくて済むので、気持ちを落ち着かせられるというのが一番だと思います。
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