闘魂三銃士が生んだブームと混乱。藤波辰爾は真夜中のファミレスにどん底だった橋本真也を呼んだ (5ページ目)

  • 松岡健治●取材・文 text by Matsuoka Kenji
  • photo by Tokyo Sports/AFLO

 橋本を失った「闘魂三銃士」。現在、蝶野は長くリングから離れているが、藤波が主宰する「ドラディション」にレフェリーとして登場するなど、プロレスに関わりながら芸能界などで活躍中だ。一方の武藤は、今年2月12日にノアのGHCヘビー級王座を奪取。58歳になった今もトップレスラーとして輝き続けている。

「三銃士はそれぞれ性格が違うし、プロレスのスタイルも同じじゃなかったことがよかった。だからこそ個性が光って、大きな波を作ることができたんでしょう」

(第6回:ジャイアント馬場、ジャンボ鶴田への思い>>)

■藤波辰爾が主宰する「ドラディション」は、『THE NEVER GIVE UP TOUR』と銘打ち、デビュー50周年記念ツアーを今秋からスタートすることを決定。
第一弾・・・10月31日@大阪・南港ATCホール 11月9日@東京・後楽園ホール
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