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【男子バレー】日本で充実した日々を送るフランス代表ブリザール「京都で日本語のレッスンを受けている」 (2ページ目)

  • 井川洋一●取材・文 text by Yoichi Igawa

【ティリさんはかなりの"日本通"】

──フランスが恋しくなることはありますか?

「もちろん。家族や友達に会いたくなる。最近、僕らの親しい友人に子どもができているんだけど、なかなか会いに行けない。時差もあるから、気軽に電話で話せるわけでもないしね。これは辛いけど、逆にいうと、自国の良さに気づくこともできたわけだ。

 ただきっと、いつか日本を離れることになれば、その時にはこの生活を懐かしむことになると思うんだ。僕らは、日本での日々を心から楽しんでいるから」

 大阪ブルテオンが本拠を置く大阪府枚方市は京都に近いこともあり、休日は日本の古都で過ごすことが多いと明かす。

「妻も僕も京都が大好きなんだ」とブリザールはにこやかに言う。

「日本語のレッスンを受けに行っているし、フランス語を話す日本人の友達もできた。それからティリさん(日本代表のロラン・ティリ監督)に、色々なことを教えてもらっている。僕の恩師でもある彼は日本に5年以上住んでいて、ここの伝統や文化を愛しているから、毎週のように寺や神社を巡っているんだ。かなりの"通"だよ。

 だから例えば、桜のシーズンにあまり混んでいないところで花見をしたいと言ったら、本当にそんな場所を教えてくれたんだ。観光客の少ない静謐な寺も紹介してくれたよ。僕らの最近のお気に入りの場所は、鞍馬だね。電車で向かい、駅を降りてから気持ちよくハイキングができるんだ」

 では、日々の生活の違いだけでなく、バレーボールにも異なるところはあるのだろうか。五輪を連覇した真のワールドクラスは、SVリーグをどう見ているのか。

「包括的に比較することはできないので、側面ごとに説明したい」とブリザールは真顔に戻って続ける。

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