【男子バレー】代表セッター永露元稀、アルゼンチンの名将の指南「デコの前」で一段上の選手に (3ページ目)
【西本、三輪大将ら、信頼できるチームメイト】
トスの技術に加え、トスワークもウェベル監督からさまざまなことを学んでいる。これまでの2チームでは少なかったミドルからの攻撃も、広島THに移籍後は格段に増えた。
日本代表でも共にプレーし、「信頼して(トスを)上げている」と永露が言う西本、2022-23シーズンにスパイク賞を受賞した三輪大将、と心強い存在もいる。タイプは異なるが「速さと高さ、器用さがあるふたり。もっと積極的に使いたい」と前向きにとらえる。
成長の兆しが見える試合もあれば、うまくいかない試合もあるけれども。最近の日本代表では求めた結果が得られず、悔しさを滲ませた。
「この悔しさを絶対に次、来年に生かせるようにしたい」
そう誓った世界選手権から、今季のSVリーグへ。基本の大切さをあらためて噛み締め、次のレベルに踏み出していく。
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