【ハイキュー‼×SVリーグ】サントリー染野輝が貫いてきたエース道 『ハイキュー‼』の好きなキャラ1位も「小さなエース」 (2ページ目)
目標だった全日本インカレでは、2年ぶりに自身2回目の準優勝を勝ち取った。エースへの思いを裏切ったことはない。その経験は、今年1年目となるSVリーグにも繋がるか。
「プロの世界では、自分が楽な方向に逃げるのはいくらでもできてしまうんじゃないかと。だからこそ、めげずにやりたい。そのための継続力は身につけてきたつもりなので」
染野は高らかに言う。
「自分はディグ(スパイクレシーブ)を見てほしいですね。守備型のアウトサイドヒッターなので。もちろん、今後はスパイクの引き出しを多くしていきたいんですが、現時点で求められるのはディフェンス面かなと」
エースはプロの世界で生きる道を見極めていた。
【染野が語る『ハイキュー‼』の魅力】
――『ハイキュー‼』、作品の魅力とは?
「『ハイキュー!!』は、小学4年から読ませてもらっています。親がたまたま買ってきてくれたのがきっかけでした。アニメ、映画も見ていますよ! やっぱり現実味があるから面白くて。『(読み始めた時は)まだみんなは知らないだろうけど、僕は読んでいると思っていました(笑)』」
――共感や学んだことは?
「たくさんあるんですけど、読んでいるとバレーボールをやる気が出てくるんですよ。日向翔陽も頑張っているし、僕も頑張ろうって(笑)」
――印象に残った名言は?
「鴎台の星海光来が、『小さいことはバレーボールに不利な要因であっても 不能の要因では無い‼』って言うんです。それに尽きるなって。気持ち、わかりますね。自分(身長186cm)も、周りに身長180cm台後半や190cm台の選手もいるなか、『お前、ちっちゃいんだから......』って言われ続けてきたので、刺さるっていうか」
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