日本男子バレーは「石川祐希頼み」から脱却。世界選手権で西田有志や「たつらん」、ミドルブロッカー陣も躍動 (4ページ目)

  • 中西美雁●取材・文 text by Nakanishi Mikari
  • photo by FIVB

 得失点差によって、トーナメントの初戦で王者フランスと戦うことになってしまったのは、不運と言ってもいいかもしれない。それでも今の日本男子は、トニウッティが分析したように"石川頼みのチーム"ではない。若い髙橋藍、大塚、西田らが躍動し、弱点と言われて続けてきたミドルブロッカー陣も機能。それによって石川も余裕を持ったプレーができるようになっている。

 大会が行なわれているスロベニアのリュブヤナ市は、龍がシンボルの街。最大の強敵を迎える"龍神NIPPON"にも力を与えてくれるだろう。

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