柳田将洋が期待する日本代表の新星。
プレーは「年齢を感じさせない」 (3ページ目)
――自粛前の4月に行なわれた代表合宿などで、柳田選手の印象に残った若手の選手はいますか?
「高橋藍(日体大1年)や、大塚達宣(早稲田大2年)などは、伸び伸び練習していました。プレーのレベルは、年齢を感じさせないくらい高いですよ。2人とも僕と同じポジションですから、あまり褒めてばかりもいられないんですけどね(笑)」
――高橋選手は、当時のインスタライブで「柳田さんが合流してきたら、チームの雰囲気がグッと変わった」とコメントしていましたが。
「そんなことを言っていたんですか? 僕はドイツから帰国して、自宅での自粛期間を経てから合宿にはさらっと参加した感じなので、ちょっと大げさかなとも思いますが(笑)。彼のように新しい力がどんどん育ってくることは、日本にとっての明るい希望です。
あとは、そういった選手をどう伸ばしていくのか。プレー面だけでなく、人間としても成長できるように周囲も考えていかないといけない。僕も選手として彼らと接する機会が多くなると思うので、これまでの経験を伝えていきたいですし、逆に彼らからパワーをもらえることもあります。年齢は関係なく、刺激を与え合える関係でありたいと思っています」
――最後に、東京五輪での目標を聞かせてもらえますか?
「目標はメダルを取ること。ずっと前からそれは変わりません。チームの姿勢は目標によって変わると思うので、ブレずに突き進めたらと思います。僕も日本代表のキャプテンとして、チームをまとめることに尽力したいですし、もちろん選手としてもステップアップし続けて大舞台に臨みたいです」
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